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狐型狸型

書名: 狐型狸型

著者: 遠藤周作 角川文庫 260円 248ページ
 
昭和51年6月10日初版発行


表題作を含めて、主に昭和35年から40年までの間、

著者の大病及びその直後にかかれた短編作品群を収める。

後に有名になるキリスト教との関連はまだないが、人間の本質について厳しく、

あるいは希望を持って登場人物の姿に仮借している。


(表題作 狐型狸型)

生まれて初めての浮気をした夜、主人公は妻の「女の勘」に驚愕する。

狐型の顔をした女は恐い…

再婚の相手を慎重に選ぶ主人公。

果たして狸型の女を選んだ結果は、いかに。
(メモ)

日常、それは連続するものであり、自身がそれを疑うことはそうそうないものである。

非日常、それは過去、あるいは現在の自分からの断絶された空間であり、

そこに意味を見いだすことはそんなに珍しいことではない。


生と死、結婚と離婚、戦争、病気、

断絶以前の過去が自分にとって大きな意味をなすのか、

それとも忘れられたり、美化されたりして終わるものなのか。


他人には知り得ない、理解し得ない「断絶」の前後、

小説の主人公たちの人生をかいま見ることが出来る読者は、

その特権をいかして果たして人間を知ることが出来るのだろうか。

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らばshinn

Author:らばshinn
らば(20)です。
気づいたら2年生。
医学の勉強本格化。
希望者がいれば小論文見ますよ。
まあ、お役に立てるかどうかはわかりませんが。
raba_oath★live.jp (★→@)まで連絡下さい。

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