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大人の算数

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書名:大人の算数
著者:岡部恒治

梧桐書院 1500円

211ページ 2010年7月20日発行


算数というと、小学校のときの光景がよみがえってきて、ある人には懐かしく、

ある人にはもう思い出したくないとばかりに身震いするものだろう。

家庭教師をやってきて、現在の小学校のシステムは算数を本気で理解させる気がないのではないか、

と思うところがある。算数の面白さを、分かったときの快感を、そもそも教師自身がわかってないのではないか。

著者は小学校時代、計算が苦手だったという。だけど、中学校で数学にはまった。

いかにして簡単に、計算を少なくして問題を解くか。

実はこの、「エレガントな解答」を導くことこそ、数学の醍醐味といえるのであった。

本書では、頭を揺さぶられるような、「発想の転換」を体験することになる。

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性器の進化論 生殖器が語る愛のかたち

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書名:性器の進化論 生殖器が語る愛のかたち
著者:榎本知郎 

DOJIN 新書 1500円

196ページ 2010年1月30日発行


医学部に入って約半年、初めて受ける専門課程の講義が「人体発生学」であった。

生命はいかにして発生するのか?

生殖器の構造、内分泌(ホルモンなど)、発生の過程などを勉強する。

とてもとても細かい名称や生化学的なプロセスまで学ぶので、かなり厳しい。

これが専門課程の勉強か、と気合を入れて勉強している。

本書では、性現象を総合的な視点から概説する。

行動学、進化学、解剖学、発生学など、専門的な分野の話を統合して、

すごく分かりやすく、ヒトの性を捉えることができる本になっている。

ヒトとサルの共通点、相違点にも言及し、読み応えのある一冊だった。


『愛は唯一、理性的な行為である』Love is the only rational act. レヴァイン

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極限に生きる植物

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書名:カラー版 極限に生きる植物
著者:増沢武弘

中公新書 940円

2002年8月25日発行 160ページ


二つの選択肢がある。豊かな土地、だが弱肉強食の原則から身を守る術を身に着けなければならない。

あるいは極限の地、環境に耐え、限界を伸ばし続けることで生き延びる術を得るか。


高山、砂漠、極地といった環境でも生育できるように適応した植物たちを紹介する本。

多くの研究者を惹きつける、特異な生態系の中に生きるための進化の証。


想像を超えた生き残りのための戦略を日本、北極地域、北アメリカ、ヒマラヤ、アフリカ、南アメリカ、極地

など世界各地の選りすぐりを紹介する。

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数学者のアタマの中

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書名:数学者のアタマの中
著者:D・ルエール
訳者:冨永 星

岩波書店 2200円

224ページ 2009年4月23日


「数学」という言葉に拒否反応を示す人は多い。多分に学校教育の段階や受験のつまづきから来ると思われる。

そんな数学を生涯の仕事として、研究テーマとして選ぶ人たちがいる。

「数学者」といえば、一般人から想像もできない思考回路を持っている、奇人変人の集団というイメージが

多少なりともあるのではないか。

自分も、「数学者」は何を考えているのかに興味を持ってこの本を手に取った。

…あれ、本の数学の水準にまったく付いていけない。

はじめに、で、

「この本は、数学に関する知識の量で言うと、(最小を含む)すべてのタイプの人たちに向けて書かれている。
したがってほとんどの場合、専門の領域には一切足を踏み入れることなく、数学や数学者に関する論を展開した。しかしその一方で、あちらこちらに硬軟取り混ぜて、本物の数学のカケラを埋め込んでおいた。読者の皆さんは
ぜひ、数学の素養があってもなくても、数学について述べている段落を理解してほしい。あるいはせめて、その部分を一気に飛ばして次に進むのではなく、その文を最後まで読み通そうと勤めていただきたい。」

この本は2週間ほどかけて読んだが、ところどころで死に掛けた。何度も死に掛けた。

数学という美の世界にあまりなれていないからであろう。「数学ガール」でもかつて同じ苦しみを味わったが。


第15章 チューリングのリンゴ

第16章 数学における発明、その心理と美学


第2章 数学とは何か

第4章 数学とイデオロギー

第11章 名誉


第23章 数学の美しさ

などが数学者の心理を探る上で面白かった。


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化学トリック=だまされまいぞ!

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書名:化学トリック=だまされまいぞ!
著者:山崎昶

BLUEBACKS 800円

181ページ 2008年7月20日発行


学校の授業はつまらなくても、化学って本当は面白い!…みたいなことは誰でもいえますが、

初めてこのコピーを作った人は実にうまいことを言ったもんだと思います。

化学の本質を理解しようとすると、どうしても基礎の勉強でつまづいてしまう。

しかし、「へぇ~」と思うような雑学知識を詰め込むのには、このような本を読むだけで事足ります。

ただ、個人的に「化学を勉強する」ということを積み重ねた上で、本当の面白さが分かると思います。

その場かぎりの知識の充足で満足するだけでなく、さらに自分で調べてみようと思うと、

本当に勉強が楽しくなりますね。
プロフィール

らばshinn

Author:らばshinn
らば(20)です。
気づいたら2年生。
医学の勉強本格化。
希望者がいれば小論文見ますよ。
まあ、お役に立てるかどうかはわかりませんが。
raba_oath★live.jp (★→@)まで連絡下さい。

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